社会福祉法人 青森県すこやか福祉事業団
理事長 須藤 和彦
青森県すこやか福祉事業団は、障がいのあるお子様に一生涯寄り添える福祉サービスの提供を目指しています。その利用者様に人生があるように支援者にも人生があり、支援者が成長する過程において、やむを得ず働き方を変えなければならないときがあります。
結婚、出産、病気、介護など、支援者自身の変化だけでなく、ご家族や大切な方の変化など、人生は何が起きるか誰も予測できません。
当法人は、夜勤のある入所施設と夜勤のない通所施設、支援員と事務員、青森市と平内町など、人生の様々なステージにおいて働き方を変えられる法人です。このほかにも利用者様とともにお米を作ったり、薪を作ったり、食事を作ったりするなどの業務もありますので、支援者自身の得意なことに後から気付かされたりすることもあります。
薪の作り方は福祉の授業では教えませんが、障がいのある方がお金を稼いで「生きていく」ためには必要な知識の一つと言えます。そう考えると、学校を卒業して就職してからの方が習得すべき知識の量は圧倒的に多種多様であり、その数だけ支援の方法が存在します。
福祉のことを学んだ方もそうでない方も、利用者様に寄り添うために必要な知識を習得するのは「働いてから」です。したがって、求む人財は、「変化し続けられる方」です。
さあ自分の足で動いて景色を変えましょう!
令和7年4月 須藤 和彦